スペシャルインタビュー
始めに、オゾン発生器のご使用状況を教えていただけますか。
ほとんどの共有スペースにオゾン発生器を導入
運営している三箇所の施設全部に、用途や空間に合わせた機器を導入していますので、全部で30台以上になると思います。設置箇所は例えば桜が丘では談話室、玄関、廊下、デイサービス室、リネン室、食堂、調理室などですね。調理室などでは夜間に強力除菌をする「剛腕」を置いています。
オーニットのオゾン発生器を導入されたきっかけを教えていただけますか。
冬の感染症対策として、臭い対策への効果も期待
導入したのはコロナ禍になるずっと前ですが、冬には決まってインフルエンザや風邪の流行が大きな懸念となっていました。利用者の方が来られなくなることも経営に響きますし、職員がインフルエンザにかかりますと、長期の出勤停止になりますので、それも大きな悩みの種でした。なにか対策がないかと思っていたところに、台湾や中国でSARSが流行っていた頃で、その防疫にオゾンが有効らしいということを耳にしたのです。しかもその会社が同じ赤磐市にあると、消防車などでは臭いを解消する効果もあるということで、ぜひ検討してみようということになりました。
それまでにはどのような衛生対策をなさっていたのでしょうか。
職員で気をつけられることはほとんどやっていました
書面で貼り紙をして注意喚起をしたり、アルコール消毒やうがい、手洗いという程度ですが、できることは大体やっていました。その当時は風邪予防に関して換気ということはあまり言われていませんでしたね。
多様な高齢者のご利用があり、居住されている方もいるとなると、感染対策にも施設ならではの難しさがおありだったのでしょうか。
ご利用者の特性上、人との接触を無くすことができない場面が多々あります
そうですね、まず今は換気が奨励されていますが、急な温度変化に弱い方が多くいらっしゃるので、特に冬などは窓を大きく開けたりの換気はできません。また、人とのディスタンスをとっていただくにしても、言葉かけでお願いが伝わらないような方もいらっしゃいますから、厳格に守ることは難しいのです。ですから、エアフィーノのような常時除菌が行えるものをほとんどの公共スペースに導入したわけです。
導入して良かったと思われる点や、職員やご利用者からの反響がありましたらお聞かせください。
罹患事例もなく、施設独特の匂いが解消されました
高齢者施設というのは独特の匂いが気になるものですが、それがかなり解消されたと感じています。
また導入以後はご利用者も職員もインフルエンザに罹ったり、それが他の人にうつるというような事例がなくなったように思います。そうしたことで、新型コロナウイルスの流行下においても、機器のメンテナンスだけしっかりやっておけば大丈夫という安心感がありましたし、効果が実際十分あったんじゃないかと思いますね。
メンテナンスや使い勝手については、どのように感じていらっしゃいますか。
簡単な作業のみで使い勝手は良好です
メンテナンスは難しいことは一切ありません。オーニットは同じ赤磐市の会社で、万が一不具合があってもすぐ来てもらえますしね。小型のものは持ち運びもできるので、数人で外食する際などにも持って行って利用するなど、活用させてもらっています。
最後にこれからオゾンを導入しようと思っている同業種の方に一言お願いします。
最低限の感染症対策をしていれば大丈夫、匂いの解消にも効果があります
おかげさまで近くでコロナ患者さんの発生事例などがあっても、当施設では一度もなく、インフルエンザも罹患も蔓延もなく過ごせていまして、職員の間でも「あれのおかげかなあ」と話題になっています。必要以上に恐れることなく、マスクなど最低限のことをしていれば大丈夫という安心感も大きいと思います。匂いの解消についても十分効果がありますし、機種も豊富で用途に合わせて導入できますので、ぜひおすすめしたいと思いますね。