スペシャルインタビュー
お話を伺ったのは
校長 山部 英之 様
養護教諭 本間 様
導入されてまだひと月ほどですが、教職員の方々のご感想はいかがですか。
機器が教室内で稼働している違和感はありません
山部校長:教室ごとに一台ずつ設置されているのですが、一般の教員の皆さんに尋ねてみたところ、違和感はまったくないそうです。
本間先生:実は私はまだ若干不安があります。オゾンの濃度は目に見えないので、人のいない密閉空間で殺菌するのとはまたちょっと違うと思いますので。
確かに「オゾン」と聞くと「殺菌効果が強いもの」というイメージから、「人に対して有害」といったイメージを持たれることも多いのですが、初めはそういった印象を持たれていましたか。
ウイルスも人間もタンパク質。説明を伺うまでは心配でした
本間先生:器具の滅菌などに使われているのは何とも思わないのですが、自分の居る室内で発生させるということは、私もタンパク質でできているのだから私も滅菌されるわけですよね?と思ってしまって。導入されると聞いた時はびっくりしました。ただ濃度の設定などもあったし、人感センサーもついていて人が居る時には濃度が下がるという説明も聞いたので、資料も拝見して、大丈夫かなと思うようになりました。
他の先生方はオゾンを導入すると聞いて、率直にどのように思われたのでしょうか。不安が大きかったでしょうか。
専門知識のある本間先生は当初心配されていました
山部校長:本間先生は養護の先生で専門性や健康状態の知識も関心も豊富でいらっしゃいますから、その辺りは他の教員とは違っているでしょうね。私や他の先生方はそこまでオゾンの専門的な知識もなかったものですから。
本間先生はオゾンのことはどうしてご存知だったのでしょうか。
なぜ有害なものだけが分解されるのか、気になって色々と調べました
本間先生:バイ菌が死ぬものは、バイ菌だけが死ぬはずがない、というところがまずありまして。オゾンって何かな、と調べてみたら、器具など物の消毒に使うと知って、そういうものは無人の密閉空間でするものだから危害がないと思えるのですが、それが室内に出てくるとなると危ないのではないかと感じてしまいました。
感染症対策として学校内でお困りだったことや、こうした対策をしたいといった話題は出ていましたか。
手洗いとマスクをしっかり、空調していても換気
本間先生:基本的なことですがまず手洗いです。マスクは新型コロナウイルスが流行りだしてから公にも重要性が言われるようになりましたが、私は発熱の子どもが保健室に来たり、インフルエンザの時期などにはマスクをするようにしていて、そのおかげでウイルスをもらったことがあるかもしれませんが症状がでるようなことはほとんどなかったので、以前からマスクは信頼していたんです。あとは換気ですね。感染流行後には厚労省や文科省からもしっかりするように言われていますし、そうしたことは普通のことですけれどしっかりやっています。空調をつけているのですが、窓を開けるようにとの指導を受けて窓は開けているので、電気代がかかりますね。
感染の恐れのある場所や、状況が発生するというのはどのような点だと思われますか。
マスクを外す状況などで特に気を配っています
山部校長:場所というよりも。行動でしょうか。例えば給食時間のような、その活動内容の中で感染の可能性が大きい学習活動だと感じます。室内はどこでもあり得ると言えばあるでしょうし。
本間先生:コロナ以前は給食は机を向かい合わせにしておしゃべりしながら食べていましたが、いまはみんな同じ方向を向いて顔を合わせずに、前を向いて食べます。従来でもインフルエンザが流行る1月ごろにはそうするようにしていましたが、今は基本ずっとそうです。子どもには難しいことだし、大変なんですよ。
給食以外の場面では、大勢で共有して使う物の消毒などには気を遣われますか。
物の消毒には限界があり、手洗いを徹底しています
本間先生:共有のものを使う前や後に手を洗いましょう、ということをやっています。物によっては教員で消毒できるものもありますが、到底できないものもたくさんありますので。
山部校長:やっぱり手洗いですね。理科の実験などでは器具を出したりしまったり、教材教具を大勢の生徒が同じものを触るという機会が結構ありますから。
他の施設ではドアノブなどを担当の方が1日3回消毒されるなど、本当に現場の方が疲弊されていると感じます。ドアノブの消毒だけが全ての業務というわけではないですし、どこも苦慮なさっているようですね。学校では授業はいつも通りに行われているのでしょうか。
集まらない、声を出さない、子どもたちの我慢が続いています
本間先生:本校でも手すりやみんなが触るようなところは、1日1回程度は職員で拭いてもらっていますね。
山部校長:大きな声は出さない、子ども同士が向かい合って活動する場面をできるだけ少なくする、理科室など子ども同士が密接した状態での活動を避けるなどといったことで、色々な制限を設けて今は学習活動をしています。歌も大きな声で歌わないとか、我慢しながらの学習で、子どもたちにもストレスが溜まっていると思います。始業式など全校が集まる機会も一切なく、私の行う校長先生のお話はいつも校長室から中継です。
これから期待してることや、不安に思われるようなことはありますでしょうか。学校のHPにもご掲載いただいて、保護者の方にはいかがでしょうか。
安心材料の一つになっていけば
本間先生:前回のオープンスクールのムービーでもエアフィーノの写真を出しました。機械を導入したからもう大丈夫、というわけではないと思いますが、安心材料の一つになっていけば良いかなと思っていますね。
これからオゾンの導入を検討されている方々に一言お願いできますか。
本間先生:正しい使い方ができるよう、よく説明を聞いて、納得してから使うのがいいのではないかと思います。